一生賃貸物件は安心なのか?メリットや資金についても解説

人生を通して賃貸住宅に住み続ける「一生賃貸」というスタイルは、近年注目を集めています。
将来への資金計画や老後の見通しを考えたときに、賃貸か持ち家かで迷う方が増えているのが現状です。
本記事では、一生賃貸で暮らす実態や必要な費用、メリット・デメリットについて解説いたします。
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一生賃貸で過ごす生活の実態
一生賃貸を選ぶ方は増加傾向にあり、総務省の住宅・土地統計調査では、65歳以上の単身者の約3割が賃貸住宅で暮らしています。
この調査から、持ち家を所有せず、柔軟な生活を選ぶ高齢者が一定数存在していることがわかるでしょう。
また、一般的な賃貸住宅の家賃は、全国平均で月6万円前後とされており、老後20年間で単純計算すると約1,400万円以上の賃料がかかります。
これにくわえて、2年ごとの更新料や引っ越し費用、火災保険なども必要となり、家賃以外の出費も無視できません。
将来の年金収入のみで、これらを賄うには不安があるため、十分な預貯金や収入の見通しが欠かせません。
さらに、高齢になると住み替え先の選択肢が狭まりやすく、とくに単身高齢者は賃貸契約で断られるリスクもあります。
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一生賃貸のメリット
賃貸生活の利点は、ライフスタイルや仕事の変化に応じて、柔軟に住み替えができることです。
持ち家と異なり、家族構成や転職、健康状態の変化に合わせて住環境を変えることが可能です。
また、住宅ローンを組まずに済むため、金利変動や返済リスクに悩まされる心配がありません。
ローン返済中に失業や収入減に陥る不安がなく、家計に見合った住居を選び続けることができます。
さらに、建物の老朽化や設備不良が生じた場合でも、修繕や交換は基本的に貸主の責任となるため、メンテナンス費用の負担が少ない点も魅力です。
固定資産税や都市計画税といった税金の支払いも不要で、年間十数万円の節約につながるケースもあります。
このように、経済的な柔軟性と生活の自由度が高い点が、一生賃貸を選ぶ理由となっています。
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一生賃貸のデメリット
一方で、賃貸物件には、資産形成ができないというデメリットがあります。
家賃を長年支払い続けても、自分の所有物にはならないため、必ず老後に資産として残るわけではありません。
くわえて、リフォームや設備変更の自由度が低く、自分好みにカスタマイズしにくいという不満を抱えることもあります。
退去時には、原状回復義務があるため、使い勝手を優先した改造が難しいという制限もあります。
さらに、年齢を重ねると、賃貸契約時に保証人を求められたり、年齢を理由に入居を断られるケースもあるため注意が必要です。
老後も家賃を払い続けなければならず、退職後に十分な収入がない場合には、住まいの確保が困難になる恐れもあります。
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まとめ
一生賃貸は、ライフスタイルの変化に応じて、柔軟に住み替えができる点や、税金や修繕費の負担が少ない点がメリットです。
一方で、資産にならないことや高齢期の契約難、固定費の継続的な発生が懸念点となります。
そのため、将来を見据えた資金計画と住まい選びをおこない、自身にとって最適な暮らしを検討することが大切です。
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