賃貸物件の契約にかかる初期費用とは？相場はどのぐらい？

新生活をスタートする際には、マンションやアパートなどの賃貸物件の契約費用の他、家電製品や家具の購入費や、引越し費用などもかかります。
トータルでどのぐらいの費用がかかるのか、ざっくりした目安が分かると新生活に向けた計画を立てやすくなるでしょう。
そこで本記事では、賃貸物件を借りる際にかかる初期費用について相場や支払い方法をご紹介します。

賃貸物件の契約でかかる初期費用をわかりやすく解説

初期費用とは、敷金や礼金、仲介手数料、前家賃などの契約時に支払う費用のことを指します。
まず、敷金とは退去の際に原状回復に充てられるお金のことで、使用しなかったお金は退去時に戻ってきます。
礼金は大家さんに対してお礼として支払うお金で、敷金と違って返金されません。
また、物件の案内や契約手続きを不動産会社に仲介してもらった場合は、仲介手数料を支払います。
前家賃とは言葉通り入居翌月の家賃を前払いするお金のことで、入居後に家賃を支払わないといったトラブルを避けるために設けられています。
このほかにも、火災保険料や保証料などもあり、入居前に支払いが必要です。
そのため、入居前にはまとまったお金を準備しなければなりません。
初期費用の相場を把握して、賃貸物件を契約する準備を進めましょう。

▼この記事も読まれています
食器洗い乾燥機の選び方とメリットをご紹介

賃貸物件にかかる初期費用の相場はいくら？

初期費用は、借りる賃貸物件の家賃によって値段が大幅に異なります。
これは費用の相場が「家賃の〇か月分」とされているからです。
初期費用のうち敷金や礼金、前家賃、仲介手数料に関しては家賃1か月分が相場といわれています。
そのため初期費用の相場は、トータルでおおよそ家賃の5か月～6か月分です。
礼金がない物件を選んだり、保証会社ではなく連帯保証人を付けたりする場合には、費用を抑えられるでしょう。

▼この記事も読まれています
引っ越しが決まったらやることとは？スムーズな引っ越しの進め方を解説

初期費用を分割払いできる？

引越しをする際には賃貸物件の契約だけでなく、その他にも様々な経費がかかるものです。
その中でも大きな割合を占める初期費用は、できるだけ低く抑えたいところではないでしょうか。
不動産会社によっては、分割払いを可能としているところもあります。
しかし、クレジットカードに限定されているケースもあるため、支払方法を細かく確認しておきましょう。
くわえて、分割できるのは敷金や礼金だけなど、対応してもらえる項目が決まっているケースもあります。
回数が多いほど金利の負担が増え、総額費用が高くなるため、分割の回数は少なく設定することが得策です。

▼この記事も読まれています
分譲賃貸は普通の賃貸物件とはどう違う？メリット・デメリットも解説

まとめ

賃貸物件の契約では、敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用がかかります。
費用相場は、家賃の5か月～6か月分だといわれています。
不動産会社によっては分割払いを受け付けているため、支払方法を確認すると良いでしょう。
福岡市で事業用の不動産売却・買取するならFUKUOKA ASSETS PROJECTにお任せください。
不動産売却・購入など、事業用の物件でお困りなら、FUKUOKA ASSETS PROJECTへご相談ください。