中古住宅の購入で後悔しやすい事柄とは?物件・立地・お金の3項目でご紹介

中古住宅の購入で後悔しやすい事柄とは?物件・立地・お金の3項目でご紹介

中古住宅は、新築より安い点が大きなメリットです。
しかし、「新築より安い」といった理由だけで中古住宅を購入しても後悔しないのか、不安を感じている方も多いでしょう。
そこで今回は、中古住宅でよくある後悔を、物件・立地・お金の3項目に分けて解説します。

中古住宅の物件に関するよくある後悔

2000年以前に建てられた中古住宅は、耐震基準が低く、最新の建築基準法も満たしていません。
このように構造上の問題がある中古住宅は、建物が歪んでいたり、地震が起きた場合に倒壊したりする可能性が高いので、安心して住みにくいです。
また、内見時はすべての窓を開けて風のとおりを確認しなければ、住んだあとで湿気に悩まされる場合もあります。
さらに、築10年経過している中古住宅は水回りの配管の劣化が進んでいる場合が多いです。
配管が劣化していると、入居後すぐに修理や交換を迫られる可能性があるので、中古住宅を購入する場合は、事前に水回りの設備はいつ交換したのか確認しておきましょう。

▼この記事も読まれています
食器洗い乾燥機の選び方とメリットをご紹介

中古住宅の立地に関するよくある後悔

中古住宅を購入する場合、地域の都市計画や条例を確認しておかなければ、空き地に高層マンションが建築され、終日日陰になってしまう可能性があります。
また、物件によっては自宅周辺が大通りまでの抜け道になっており、夜中まで続く騒音や揺れに悩まされる土地だったケースもあります。
中古住宅購入後に後悔しないためにも、良い物件を見つけたら時間を変えて周辺環境を調査してみましょう。
ちなみに、物件情報に記載されている最寄り駅までの分数は、信号や踏切、渋滞による待ち時間が考慮されていません。
実際に住んでみると、最寄り駅まで思ったよりも時間がかかる場合があるので、この点も事前に確認しておくと安心です。

▼この記事も読まれています
引っ越しが決まったらやることとは?スムーズな引っ越しの進め方を解説

中古住宅のお金に関するよくある後悔

中古住宅は新築より安く購入できますが、引っ越し費用や火災保険料、固定資産税などが重なり、住宅ローンの返済が思ったより厳しくなる場合があります。
とくに、マンションやアパートから引っ越してきた場合は諸費用に大きな差が出ます。
中古住宅を購入する場合は、事前に毎月いくらお金が必要なのか計算しておきましょう。
また、中古住宅は「修繕費やリフォーム費用が思ったより高かった」と後悔する方も多くいらっしゃいます。
住んだあとに後悔しないためにも、購入前にホームインスペクションを依頼し、高額な修繕費用が発生しない安全な中古住宅を購入する方法がおすすめです。

▼この記事も読まれています
分譲賃貸は普通の賃貸物件とはどう違う?メリット・デメリットも解説

まとめ

中古住宅は新築より安く購入できる反面、物件や立地、お金で後悔する場面がいくつかあります。
ただし、いずれの内容も事前に調査をしたり計画を立てたりしておけば回避できる内容です。
住んだあとで後悔しないためにも、中古住宅の購入を検討している方は、本記事を参考にできることはあらかじめ済ませておきましょう。
福岡市で事業用の不動産を売買するならFUKUOKA ASSETS PROJECTにお任せください。
お客様のご要望をしっかりとヒアリングし、真摯に対応させていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください。