福岡市にある「福岡市博物館」の概要！展示内容や見どころもご紹介

福岡市へのお引っ越しを検討されている方は、生活環境や周辺施設について知りたいのではないでしょうか。
とくに、地域の歴史や文化を学べる施設が近くにあると、家族やお子さま連れの方にも安心感があるはずです。
そこで今回は、福岡市にある「福岡市博物館」について、その成り立ちや展示内容をご紹介します。

「福岡市博物館」の概要

「福岡市博物館」は、平成2年10月に開館し、地域の歴史や民俗を研究・展示する場として親しまれています。
福岡は、ユーラシア大陸や朝鮮半島に近い地理的な特徴があり、古くから外部との交流によって新しい文化や技術が伝えられ、独自の都市文化が発展してきました。
「福岡市博物館」は、アジアとの人や文化の交流による福岡の特色や、地域の暮らしの歴史を発信しています。
入口前には、水を再利用した池が広がり、博物館の外観を水面に映しているのが特徴です。
また、正面にはフランス近代彫刻の巨匠によるブロンズ像が4体設置され、博物館のシンボルとなっています。
これらの像は、福岡市制100年を記念して設置されたもので、国内でも珍しい貴重な芸術作品です。
また、学校や地域向けの体験学習やワークショップなど、参加型のイベントも数多く開催されています。
開館時間は、通常9時30分から17時30分までで、特定の期間は夜間開館も実施されています。
なお、休館日は毎週月曜日で、年末年始も休館日となるため、来館の際は事前に確認が必要です。

●所在地：福岡県福岡市早良区百道浜3丁目1-1
●アクセス：西鉄バス「博物館北口」停留所より徒歩すぐ

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「福岡市博物館」の展示について

「福岡市博物館」の展示は、常設展示、企画展示、特別展示の3つに分かれています。
常設展示は「FUKUOKA アジアに生きた都市と人びと」をテーマに、国宝「金印」や博多祇園山笠など、福岡の歴史や文化を11のコーナーで紹介しています。
各コーナーは、福岡の歴史や生活文化を解説し、図録や公式ガイドブックも発行されているため、より楽しめるでしょう。
企画展示は、歴史や文化のさまざまなテーマを設定し、博物館所蔵の資料や市内外の文化財が約2か月ごとに展示替えされます。
また、黒田家伝来の資料を中心に紹介する「黒田記念室」では、国宝の刀や太刀も展示されているのが特徴です。
特別展示は、年間5～6本開催され、日本や世界の多彩なテーマの展覧会を楽しむことができます。
さらに、体験学習室では、アジア各地のおもちゃや楽器、衣服などに実際に触れることができ、親子や友人同士で異文化体験を味わうことも可能です。
くわえて、実際に道具に触れて遊んだり、民族衣装を着て写真を撮ることができるため、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる施設となっています。

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まとめ

「福岡市博物館」は、福岡の歴史やアジアとの交流の歩みを紹介し、地域の特色や文化を発信しています。
展示は、国宝「金印」や企画・特別展、体験学習など多彩な内容で、親子や地域の方にも親しまれています。
福岡市へのお引っ越しをご検討中の方は、ぜひ「福岡市博物館」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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