空き家を売却するタイミングはいつ?相場・築年数・住宅ローン金利別に解説

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空き家を売却するタイミングはいつ?相場・築年数・住宅ローン金利別に解説

空き家を売却するなら、少しでも有利なタイミングを選びたいと思うのではないでしょうか。
いつ売却したら良いのか、どうやって売却のタイミングを判断したほうが良いのか、わからないことも多いかと思います。
今回は、空き家を売却するタイミングについて相場と築年数、住宅ローン金利に注目してご紹介します。

空き家売却のタイミング①:相場

相場の動きから空き家を売却するタイミングを調べるなら「不動産価格指数」を利用しましょう。
不動産価格が右肩下がりのときは、これ以上安くならないうちに売却するのがおすすめです。
右肩上がりの傾向なら売却のタイミングを先送りにすると良い一方、横ばいであればいつ売却しても変わりません。
ただし、不動産価格指数の動きの傾向は一定ではなく、ときにはリスクをはらんでいることを頭に入れておいてください。
また、売却のタイミングを決めるなら、不動産情報サイトから相場を確認する調べ方も有効です。
交通アクセスの良さや広さなど、売却したい空き家と同じような条件の不動産を探し、相場の動きを確認しましょう。

空き家売却のタイミング②:築年数

不動産の売却価格を決めるにあたり、築年数は重要性の高い要素のひとつです。
基本的に築年数が古くなるにつれて、不動産の売却価格は下がる傾向にあります。
実際に築年数が5年以内と10年以内の不動産を比較すると、平均売却価格の差はおおよそ200万円にものぼります。
一方で、築15年以降の不動産は平均売却価格の下落幅が狭く、築20年を過ぎると下げ止まりの傾向が強いです。
築年数で売却のタイミングを決めるなら、築15年より前の空き家は早めに売却したほうが良いでしょう。
築15年以上経過しているのであれば、無理に早く売却する必要はないといえます。

空き家売却のタイミング③:住宅ローン金利

住宅ローン金利を参考に空き家を売却するタイミングを考えるなら、低金利のときがおすすめです。
金利が低い状態は支払う利息も少なく、総返済額を抑えられるため、不動産の購入を希望する方が見つかりやすい状態です。
実際に固定金利型の「フラット35」をはじめとする住宅ローンの金利は低い状態が続いており、住宅ローンが組みやすい傾向もあります。
なお、住宅ローンの金利は将来的に上がると考えられていますが、急激な上昇をみせることはないともいわれています。
住宅ローンの金利にくわえて他の要素も考慮したほうが、空き家の売却を成功に導けるでしょう。

まとめ

相場で空き家を売却するタイミングを見計らうなら、不動産価格指数や条件が類似する不動産の価格を調べましょう。
築年数は15年を目安に、早めに売却するか検討してください。
住宅ローン金利は低いほうが売却しやすいですが、ほかの要素も考慮することをおすすめします。
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