アルバイトの方は住宅ローンを利用できないのか？審査通過のポイントも解説

マイホームの購入にあたっては、金融機関から住宅ローンを借りるのが一般的です。
ところで、金融機関では融資する際に利用者の状況などを審査しており、アルバイトの方が住宅ローンを組むのは難しいのをご存じでしょうか。
この記事では、アルバイトの方におすすめのフラット35のほか、審査を通過するうえでのポイントも解説するので、マイホームを購入予定の方はお役立てください。

アルバイトの方が住宅ローンを組むのは難しいと言われる理由

住宅ローンを利用するときには、金融機関の審査を通過する必要があります。
審査の基準は公表されていませんが、返済能力がチェックポイントの1つになっていると考えられています。
利用者の年齢のほか、年収、職業、他の借り入れ状況、過去の返済歴などが確認されているでしょう。
なお、雇用の安定性も求められる点で勤続年数が重要な審査項目と想定されており、多くの金融機関では勤続年数の目安は「1年以上」が基本で、3年以上を求める先は少数派です。
非正規雇用の方は、年収について審査基準をクリアできたとしても雇用の安定性に欠けており、金融機関の審査を通過できないかもしれません。
金融機関では、返済能力に問題がある方に対し融資するのはリスクが高く、アルバイトの方が住宅ローンを組むのは難しい傾向があります。

▼この記事も読まれています
住宅ローンを滞納するとどうなる？対処方法と防止の対策も解説！

アルバイトの方が住宅ローンを組みたいときはフラット35

フラット35は、住宅金融支援機構と全国300以上の民間金融機関との提携によって提供されている長期固定金利の住宅ローンです。
一般的な金融機関と仕組みが異なり、雇用形態に関わらず一定以上の年収があると申し込めるとともに、保証人が不要な点もフラット35におけるメリットの1つです。
審査が緩いとは限りませんが、アルバイトでも基準の収入を得ている方は、利用できる可能性があります。
ただし、収入の安定性を確保する理由によって、アルバイトなどの雇用形態であっても同じ職場で1年以上継続して働いていたほうが安心できるでしょう。

▼この記事も読まれています
フリーランスでも住宅ローンの利用は可能？審査のポイントと注意点を解説

アルバイトの方が住宅ローンの審査を通過するポイント

アルバイトの方が審査を通過するうえで頭金が重要なポイントになり、希望する物件価格の2割を目安に頭金を貯めるようにしましょう。
また、過去にクレジットカードなどの支払いにおいて延滞しているなど信用情報に傷がある状態は要注意です。
不安な方は、株式会社日本信用情報機構などから自身の情報を取り寄せ、事前に確認しておきましょう。
なお、自動車ローンなどを返済中のときには、審査項目のうち返済負担率が高くなって審査を通過できない可能性があります。
住宅ローンを利用するのは、他のローンを組んでいない状態が望ましいでしょう。

▼この記事も読まれています
兄弟間で住宅ローンの名義変更をしたいケースとは？対処法をご紹介

まとめ

住宅ローンの利用にあたっては、金融機関からの審査を通過する必要があります。
金融機関では、収入のほか雇用の安定性などをチェックしており、アルバイトの方は審査を通過できないかもしれません。
フラット35は一定以上の年収があると申し込みが可能であり、利用に関して窓口で相談してみましょう。
福岡市で事業用の不動産を売買するならFUKUOKA ASSETS PROJECTにお任せください。
お客様のご要望をしっかりとヒアリングし、真摯に対応させていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください。